2011年6月5日日曜日

まじめな話

 ここでちょっとまじめな話をひとつ。

 私、24歳の時に初めて子宮頚癌検診を受けてからずっと、「偽陽性」という曖昧な結果を繰り返して6年になります。

 「偽陽性」というのは簡単に説明すると、完全に癌化した細胞があるわけではないが、今後癌化しそうな怪しいやつがいる・・・という状態です。
 本来なら子宮頚癌検診は1年に1回でいいんですが、私は3ヶ月毎に必ず受け、時には、さらに詳しい検査を受けながら、今まで何とか低空飛行を続けてきた感じです。

 今回の妊娠初期にも日本で検査を受けていたんですが、その結果は、癌になる可能性がかなり高い細胞があるという、今までで一番悪い結果でした。

 医師からは、もし日本で出産を迎えられるのなら、子宮頸部の一部を切除し、残った子宮頸部を糸で縛って妊娠を継続させる、という手術を受けるのがベストだ、といった説明を受けました。

 かなり悩みました。

 が、旦那や家族と相談し、先進国であるオランダの医療を信じてみることにしました。

 そう決心したものの、何だかんだでなかなか医師に会えず、心は焦るばかり。
 可愛い赤ちゃんと爆弾をお腹の中に抱えているという感覚がずっとあり、また、その爆弾が癌化して赤ちゃんも私もダメになったらどうしようという最悪な場合ばかりを考えてしまい、とっても素敵なオランダ生活の中でも不安が常につきまとっていました。

 結局、こちらに来てから2ヶ月半も掛かってしまいましたが、先週の金曜日に、ようやく産婦人科の医師に診てもらう事ができました。

 とても大らかで優しく、ゆっくりと英語で説明してくれるおじちゃん先生でした。
 「コルポスコピー」という検査をさっそく受けました。

 その結果、今の所癌細胞はないそうです!!
 妊娠継続にも特に問題なし!!
 
 本当に本当に安心しました。
 次は、産後2カ月の時にまた検査を受ければいいと言われました。

 診察を終えて病院から出てきて、やっと心が緩み、大人気なくボロボロと涙を流して泣いてしまいました。

 旦那にいっぱいよしよしいい子いい子してもらい、ちょっと落ち着き、そしたら急に体が軽くなって食欲が沸いて・・・ほんと、人間って単純なもんですね(笑)。
 その後に食べたサーモンサンドイッチとレモンケーキの美味かったこと(><)!!

 とにかく、これで一安心です。

 これからも癌検診を受け続けることには変わりありませんが、今回の妊娠中にもんもんと心配する必要はなくなりました!!それが何よりも嬉しいです!!

 今日で妊娠7カ月に入ります。

 名前もほぼ決まったし、あとは穏やかに楽しく過ごして、楽しい出産を迎えましょう☆

 以上、ちょっとまじめな話をひとつ、でした。

 「びっくりするやんかー!!」

 あらそう??
 そりゃシツレイいたしました(^^;)

 笑


 おしまいおしまい~



2 件のコメント:

  1. 良かったですござるよー。
    長かったね。

    ちゃんとみてもらえて、よかったぁー。

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  2. ほんま、長い事かかったでござるよー。

    どうもどうも、ご心配おかけしましたっ!!
    京子も検診いかなあきまへんよ◎

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